パワーゲージ及びT.O.P.ゲージに関する戦略のお話。

動画を見ていて、パワーゲージを一本ずつ使う事が多いのを疑問に思うような人もいるみたいなのでその辺の理由などから。単純に、潜在一発より超必を2回当てる方が減るという事もあるのですが、それ以上にパワーゲージを1本残しておく事が有利に働く可能性が高いからです。例えばロックでは、シャインナックルによる抜群の反撃性能、単発ヒット確認など、ゲージの有無で何も攻撃を当てられないのと超必が入るという大きなダメージ差が生まれます。特に、反撃性能が飛躍的に上がるキャラは相手の立ち回りに使う技を制限出来るので、実際にゲージを使用せずとも十分な効果があると言える。

ゲージを一本保有している時の戦力のプラスはキャラによってマチマチですが、全くプラスにならないキャラはいません。連続技の有効間合いが広がるキャラや、無敵技の存在を意識させられるキャラなど色々です。

では2本使っていくのは主にどんな時か。潜在しか入らないような状況は当然として、2本使う事でダメージが飛躍的に違う場合など(真空投げ>潜在シャイン>ライジングとか)や、K.O.してラウンドを取れる場合などが基本かと思います。K.O.出来る場合でも体力差や相手のゲージ状況を含めた一撃の大きさを見て逆転される可能性が殆ど無い場合は無理に使う必要はありません。次のラウンドに温存する事でこちらのペースを維持しやすくなります。

もう一つ、2本使うのが有効だと思うのが、潜在を当てれば相手の体力をT.O.P.エリアから外せる場合。相手のT.O.P.を無くす事で攻撃力アップのタイミングを奪い、逆転される可能性を減らせます。なので単に大ダメージを与えたという事以上の効果があるのです。逆にこちらがT.O.P.の時に潜在を使うのも、減りが大きければダメージアップの補正も大きくなるので勝負どころだと感じたら有りかと思います。

その他にゲージ関連で自分が普段考えている事は、もうこの体力差はまず逆転出来ないなーと思った時はゲージ溜めに専念して、もしPパワーまで溜まった時には相手のゲージが溜まってなければ、ラウンドを捨ててさっさと死ぬ事で相手のゲージを溜めさせないようにしたりしています。相手もPパワーなら頑張れるだけ頑張ってみますが、この時に心がける事はこちらのゲージを使わない事。体力差を見て2回チャンスがあれば勝てそうだと思った時は1本だけ使う事もありますけど。逆に言えば、逆転する為に2回以上の決定的なチャンスが必要なら一発潜在で、でかいのを当てても次が続かないという事です。勝てない内は1本残しておけばその後の展開である程度ゲージ回収出来る事も見越せるし、結果的に負けたとしても最初の方で話したゲージがある事での戦略的プラスを維持出来る。ゲージを2本使って負けて相手は次のラウンド開始時にPパワーとなれば、そのまま悪い流れが続く可能性が高いのでそれを避ける為にそうしています。

最後に、T.O.P.エリアの選択について。僕は真ん中にいつも置いていますがその理由としてT.O.P.に入った瞬間のストップで連続技の失敗を誘発出来る可能性があるというのが一つ。100%ではありませんがそれなりに期待は出来ます。あとはゲージが溜まってきたところにTOPが差し掛かる事が多いので、勝負どころに有効活用しやすい。

後ろに置くとタイムオーバーで活用しきれない事も多いのがマイナス。先頭は、別に序盤にそんなにリードを取りにいく必要がないかなぁと。前のT.O.P.を維持して戦えるぐらいなら別にTOPが無くても勝てるだろうし。それと真ん中は、T.O.P.エリアを一回抜けてしまってもJDの体力回復で戻す事が出来るのもいいです。そういった理由から真ん中を選んでいます。

まあ今回の話は僕の個人的な考えなので、こうした方が絶対いいよとは言わないし、言えません。ゲージ渋って失敗したなーという時もたまにありますので。

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